Duolingo English Test Course

英語力を測る公式テストはIELTSやTOEFLなどが有名ですが、近年のコロナウイルスなどの影響を受け、オンラインで受講できるDuolingo English Test(デュオリンゴ英語テスト)という新たな英語資格試験が増えました。この試験は世界中で３億人以上のユーザーが登録している言語教育アプリDuolingoが有料の英語資格テストを始めたもので、テスト内容もゲーム感覚で学べるDuolingoらしくクイズ形式の穴埋め問題、スピーキング、リスニング等様々なコンテンツが含まれています。他の英語資格試験とは異なるのは、Duolingo公式サイトで現実世界における言語能力を評価し、現実世界での活用能力を判断します。試験対策として特定の方法を推奨することはありませんが、スピーキング、リーディング、ライティング、リスニングにおける総合的な習熟度を向上することをおすすめします。（出典：よくある質問　Duolingo English Test）と記載されているように、アカデミックな英語というよりも実用的な英語スキルを発揮できる英語資格試験という点ですが、IELTSやTOEFLなどと同様に世界中の多くの教育機関で導入されており英語力の証明として利用することができます。Duolingoのホームページに記載されてますが、カナダの大学では１５０機関、大学院では30機関で入学資格として採用しています。

特徴①完全オンライン化の試験なので、条件を満たすパソコンと試験を受けられる環境さえあれば24時間いつでも受験ができます。普通のノートパソコンなら条件を満たしていますが、ヘッドホンが使用できないので注意してください。

〈テストに必要なもの〉

・パスポートや運転免許証などの写真がついた公的機関発行の身分証

・明るく静かな部屋と環境

・試験に専念できる６０分の時間（部屋に誰もいない事が義務付けられている）

・安定したインターネット環境

・コンピューターなどデバイス

〈デバイスの条件〉

・サポートされているブラウザ

・前面に向いたカメラ

・スピーカー

特徴②受験料（$47＝5000円程度）が安く、試験時間がわずか60分（説明15分・適応型テスト4技能45分・ビデオインタビュー10分）、48時間で試験結果がわかるので、IELTS（25380円・2時間45分・13日）TOEFL（27000円・3時間～・6日）と比べても圧倒的に安く、試験時間も短く、結果もすぐ判明します。

特徴③イェール大学やコロンビア大学など米国トップ校をはじめ、世界中多くのカレッジや大学の入学資格として使用でき、Duolingoテストと提携している学校であれば、無料で何校でも志望校にスコアレポート（試験結果）を送ることができます。オンライン上の簡単な手続きで大学側にレポート送信できるのでとても便利です。

Duolingoテストは公式サイトに特定の勉強法を推奨しないと記載があるように、現実世界における英語力を判断するテストなので、普段から英語４技能の総合的なスキルの向上が必要になります。新しいDuolingoテストにはまだ対策本や攻略本はありませんが、Duolingoのサイトで本番に近い形式の無料練習テストを受けることできるので、これを解いて他の試験とは異なる形式の問題を知り、出題傾向を把握しましょう。練習テストは１回１５分程度で何度でも受験でき、非公式ですがスコア予想もしてくれます。

■問題形式

Duolingoテストの公式サイトには、他の英語資格試験との得点換算の目安が記載されているので、DuolingoテストのスコアをTOEFLやIELTSなどのスコアと比較することができます。Duolingoテスト以外の英語資格試験を受験したことがない場合でも、この比較表で自分がTOEICやIELTSであればどのくらいのスコアがあるのか把握することができます。

■得点換算目安

■Duolingo English Test試験日程
他のテストとは異なり、世界中どこからでも24時間オンラインで受験可能です。

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